熊本市河原町旧繊維問屋街の出会い

8月13日(金)から15日(日)まで熊本に帰省した。両親とも老人ホームで暮らしているので、熊本市内のホテル泊。14日(土)の夕方、時間が空いたので、ホテル近くの河原町界隈を散策した。以前、テレビ番組で、河原町の旧繊維問屋街にアートな人たちが集まっているという特集をしていたので興味があったのだ。

さて、この河原町界隈だが、歩いても歩いてもなかなか見つからない。やっと見つけて分かったのは、河原町ではなく、路面電車軌道を挟んだ向かい側の地区にあるということだった。なるほど、アートなカフェや店が、路地の奥まったところに点々と存在している。面白い。

Olympus Pen を片手に写真を撮りながら歩いていると、Kさんという女性に声をかけられた。この地区に興味があるのだというと、「良いところに連れて行きます」と言われ、NPO法人クローバーアートのギャラリー「よつばんち」に案内された。障害児の描いた絵を専門に扱っている。スタッフの長野さんはやさしそうな感じの若い男性だ。

次に連れて行かれたのはPEMAというチベット占いのカフェ。店主のユミ・ツエワンさん、Kさんと談笑し、楽しい時間をすごした。そうこうするうちにKさんは帰り、ユミさんの夫の浅川さんが帰ってきた。ウェブ制作・システム開発関係の仕事をしている方なので、話が合って面白かった。

辺りがすっかり暗くなるまで、3人で話をした。そろそろお暇をというと、一緒に夕食を食べに行きましょうと誘われ、「ともぐち」という焼鳥屋に同行した。地元の人しか知らない、安くて旨い食堂に行くことができて大感激だった。

旅先で、こんな出会いに恵まれるのはめったにない幸運と思う。突然の訪問者を歓迎してくれた皆さんに感謝である。

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