夕凪の街 桜の国

『夕凪の街 桜の国』 一昨年に出て、昨年話題になった漫画の単行本です。路面電車の吊り広告で見て気になっていましたが、本屋まで探しに行くことまではしませんでした。家族が買ってきたので、読む機会に恵まれました。

いやぁ、いいですね。原爆の絵を全く描かずに、原爆が人々の体や心にどのような傷跡を残したのかを描ききっています。

作者のこうの史代さんは、1968年生まれ、広島市出身ですが、身内に被爆者はいないそうです。それでも、ヒロシマの問題と「無縁でいようとした自分を、不自然で無責任だと心のどこかでずっと感じていたから」描くことに決めたのだと、あとがきの中で語っています。

ぼく自身は広島に来てすぐ、原爆や平和の問題と関わり続けながら生きてきましたが、自分になにがしかのことが出来たかどうか、心許ないばかりです。

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