東京・一人の休日

始皇帝と彩色兵馬俑展22日(金)から24日(日)まで出張で東京に来ています。

今日は仕事がないので、一人で街に出かけることにしました。

ホテルに無線LANがあるので、まずはネットで情報をチェック。今やっている展覧会で面白そうなのは、「始皇帝と彩色兵馬俑展」、「ベルギー王立 美術館展」、「ペルシャ文明展」かぁ。夜、見に行く映画は、アカデミー賞外国語映画賞候補にノミネートされた「フラガール」に決まり。これはたまたまつけ ていたテレビで紹介されていたのでした。でも、今日が公開初日なんですよね。

最初の目的地は両国駅前の江戸東京博物館。特別展のタイトルは「驚異の地下帝国 始皇帝と彩色兵馬俑-司馬遷『史記』の世界」

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

皆さんご存じとは思いますが、始皇帝陵に眠っていた何千体もの等身大陶製人形の一部が紹介されていました。古代にこれだけの大事業を行ったという事実がすごいです。中国という国のスケールの大きさを実感します。始皇帝に対する好き嫌いは別としてです。

で、最初は無彩色だと思われていた兵馬俑ですが、1999年の二号抗発掘で見つかったものの中に色の付いたものが見つかり、世紀の大発見となった わけです。で、その実物が展示されていました。圧巻です。細工の細かさにも驚かされます。靴底の滑り止めまで再現してあるのです。2200年前にどのよう な色彩であったのかをCGで再現した映像も展示されています。緑と朱のコントラストが美しいです。

何年かぶりに、常設展も見ました。江戸エリアと東京エリアの二本立てですが、なんといっても江戸の展示がすごいです。

以前見に行ったときに見たもので覚えていたのは、展示室入口に再現された両国橋だけでした。人間の記憶ってなんて頼りないんだろうと思いました。 色々面白い発見はあったのですが、一番感動したのは、江戸に上水道があったという事実です。よく時代劇で長屋に井戸がありますが、これは地下水の井戸では なく、上水道から水をくみ上げるための井戸だったんですね。当時の日本の都市機能の先進性を示すものといえます。

映画「フラガール」夕方、映画「フラガール」を見に行った劇場はシネカノン有楽町。受付に行ったら、18:40開始の分は、すでに最前列の席しか残っていませんでした。

http://www.cqn.co.jp/

泣けます。というか、こんなあったかい感動をくれる映画ってなかなかないなぁ、と思いました。

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