老医師ベースマン

ここ10日ほど、左手の人差し指、中指、薬指の関節が痛いので、腱鞘炎になったんではなかろうかと心配し、昨日整形外科に行きました。

問診票の、原因欄には「ギター(ベースギター)演奏」と書きました。

さて、お医者さんは院長先生で、白ひげのおじいさん、サンタそっくりな人です。で、問診票を眺め、開口一番、「ベースはエレキですか?」ときた。「はい」と答えると、後は若い頃の武勇伝をたっぷり聞くことになりました。せっかくなので、書いておきたいと思います。

昭和30年代に大阪の医大に入学したこの先生。週に2日はハワイアン・バンドでウッドベースを弾き、関西放送のラジオ番組に出演。週に2日は家庭教師。週に3日はバーでシェーカーを振っていて、学生の時に勉強をしたという記憶がないとのこと。医学生なのに実家からの仕送りが1万円、下宿代が 5300円で、残りの4700円で生活しなければならないという苦学生だったので、アルバイト浸りの生活を送らざるを得なかったそうです。

当時、レコード(もちろんCDではない!)には歌詞カードが付いていなかったので、何度も聞いて歌詞を書き取り、ベースラインをコピーしたそうです。曲をコピーし終わる頃にはレコード盤がボロボロになって、聞けなくなっていたとのこと。なかなか、すさまじい話です。

バンドがラジオ放送に出演していて、プロも聴いており、下手な演奏はできないので相当練習しなければならなかったということです。ウッドベースは弦を抑えるのに力がいるので、1曲弾くと汗だくになるような状態だったとのこと。

手の不具合ということで、握力を計ったのですが、右手35kg、左手30kgで、先生に「弱いなぁ」といわれてしまいました。(^_^;) 先生は、今でも80kgをキープしていて、若い頃は90kg台だったとか。恐れ入ります。ぼくも握力を強化します。ハイ。

左手の診断結果は「関節炎」。腱鞘炎にまではなってないそうで、飲み薬と、塗り薬を処方してもらいました。

そうそう、先生がよく行かれるピアノバーには70歳くらいのピアニスト(男性)がいらっしゃるそうです。場所は流川と弥生町の間当たりだそうです。心当たりのある方は教えてください。

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