宮島づけ

「英語づけ」に引っかけてみました♪
今日はなんと朝の11時半から夜の20時半まで宮島にいたんですよ。

今日はHIPで宮島の英語ガイドの勉強会。せっかくの機会なので名物の穴子飯を食べたい、ということで錦水館でいただきました。1575円也。焼くのでなく蒸してあるらしく、ふっくらふわふわに仕上がっておいしい穴子でした。

続いて、宮島についての勉強会。日英対訳のテキストを、ガイドポイント毎に回し読みというかたちで進めました。厳島神社では神主さんに質問したりして、色々勉強になりましたよ。手水のひしゃくには絶対に口を付けてはいけないとか。

大聖院というお寺では、火渡り神事を見ることができました。アメリカと広島の中学校が共同で申し込むことで、特別に実演してもらったものらしいです。残念ながら途中までしかいなかったので、火の上を歩くところは見ませんでした。最後まで残った人に後で訊くと、丸太をのけた後、灰に大量の塩をかけ、何かで叩いて灰の温度を下げるらしいです。僧侶が歩いた後、子どもたちが歩いたのを見て、自分にもできるだろうと思い、渡ってみたら大丈夫だったとのこと。

夜は、宮島口で妻と待ち合わせ、千畳閣で開催されたコンサートに行きました。「宮島-厳島神社・千畳閣演奏会~パンの笛幻想~ 音楽絵巻 清盛の夢 わが心の厳島」という長いタイトルのライブです。

http://page.freett.com/panflute/

音楽と舞踊を組み合わせたパフォーマンスで、主な楽器は、パンフルート、琴、エレクトーンでした。琵琶師の語りで物語が進行します。で、思ったんですが、琵琶という楽器、楽器として聴くと、なんかチューニングがずれてるんですね。琴とは大きな違いです。なので、アンサンブルには入らず、あくまで語りの句読点としての役割だけを担っていました。

でもね、この物語、なんか平清盛を美化しすぎていて、げんなりしました。清盛が死の直前に「私がどんな悪いことをしたというのだ?」と言うわけですよ。そりゃ、一杯やってるでしょ?

音楽もいまいち盛り上がりに欠けるし、重要文化財を傷つけてはいけないためかフラメンコの踊り手も華麗なステップを披露できないし、大変物足りなさの残るライブではありました。実行委員長さんが知人なので、あまり大きな声では言えませんが。

というわけで、宮島を堪能した一日でした。

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