タマちゃんはスゴい!

サザエさんに出てくる猫のタマではない。Blueberry Shortcake のボーカルをやっているタマちゃんのことである。

3月13日のライブ演奏は身の回りでは評判がよい。MixiやTwitterでは、まだ会ったことのない友達に褒めてもらえたし、タマちゃんの職場の人たちも良かったと云ってくれているそうだ。見ず知らずの男性がYouTubeにライブ動画をアップしてくれたりもした。今回のライブで、タマちゃんの歌唱力、表現力が開花したと云うことだろう。

タマちゃんはバンドメンバーでただ一人の女性にして、ただ一人の20代である。他の3人は40代のヲジサン達だ。しかし、このバンドでボサノバに目覚めてからというもの、YouTube中のボサノバ音源を聴いて勉強し、鋭いアレンジを提案してくるようになった。ぼくを除くヲジサン二人の下ネタ攻撃にもびくともしない。最近、ヲジサン達はタジタジである。昨夜はライブ後初めてのスタジオ練習だったが、本通りのバーで飲んできたというタマちゃんは異常にテンションが高く、前向きの提案を山ほどしたのだった。いや、いくつも宿題ができて大変だ。

さて、ライブで初めてタマちゃんの歌を聴いた人は、これまでもボサノバを歌ってきた人だと思ったに違いない(多分)。ところが、である。上に書いたように、彼女はこのバンドに参加して初めてボサノバに触れたのだ。しかも、すっかりそのトリコになってしまった。20歳頃にはロックバンドで歌っていたのだが、シャウトを要求されるのがイヤで辞めてしまった。ボサノバならシャウトの必要はないだろうと思い、バンドに参加したのだそうだ。

ある日、バンドメンバーでカラオケに行って気づいたのだが、タマちゃんが沖縄の歌を歌うと素晴らしい。沖縄の節回しを再現しているのだ。民謡も歌えるのだそうだ。よくよく聞いてみると、お母さんが沖縄出身で、お父さんは民謡を歌う人だという(あ、もし違ってたらゴメン)。だから、のどの鍛え方が違うんだね。しかも、祭り囃子で使われる横笛も吹けるのだそうだ。だから、音楽的には我々とはひと味違う豊かなバックグラウンドをもっているのである。

そんなタマちゃんをこれからもよろしく♪

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