今日は12月24日と日曜日が重なっているため、妻の教会では、午前の礼拝、夜のクリスマスイブ燭火礼拝が両方ともあるという日でした。
子どもが教会には行かないというし、塾の冬期講習が始まっているので、夜家族三人で夕食がとれるのは今日だけということになり、夫婦で午前の礼拝とその後の愛餐会(昼食会)だけ出て、夜は自宅でクリスマスディナーをすることになりました。
今日の説教は、妻の同僚で、ぼくと同じ歳の女性がされたのですが、とてもいいお話でした。ある演劇が題材でした。家が貧しく、乱暴者で他の子どもたちから嫌われている6人兄弟が、ひょんなことから日曜学校に出入りし、クリスマス劇の主要な役を独占。他の子どもたちが迷惑に思っている中、その兄弟たちが、イエスの誕生の状況と自分たちとは同じだ、ということに気づく。貧しく、差別された、最悪の環境の中に救い主は生まれ、虐げられた人々と共にあったのだ、ということ。そして、劇の練習をする中で、兄弟たちも周りの子どもたちも、クリスマスの本当の意味に気づき、変わっていく、というものでした。
午後は買い物。子どもへのクリスマスプレゼントもちゃんと買いました。
夜は街で買ってきたオードブル中心のディナー。ぼくはエビのオリーブオイル煮を作りましたよ。ワインは、去年フランスで買ってきたものを開けました。おいしかったです。
こんな日は、誰かが誰かに怒ることもなく、穏やかにすぎて行くものだと、しみじみ思いました。