NAKBA パレスチナの過去と現在

今日、横川シネマで映画「パレスチナ1948 NAKBA」を見てきました。
フォトジャーナリストの広河隆一さんが彼自身がイスラエル・パレスチナと関わったいきさつから説き起こし、これまでに撮りためた膨大な映像と写真を編集して制作したドキュメンタリー映画です。

住む土地を追われ、家族を殺された人々の証言が胸に迫ります。パレスチナ問題は出口の見えない状況に思われますが、映画はイスラエルの中にも少数ながら良心的な人々がいることを伝えており、かすかに希望の光が見える気がしました。
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戦火を生きた医師の声を聴く

23日夕、アムネスティ・インターナショナル日本 ひろしまグループ主催ハッサン・バイエフ博士講演会「チェチェン 戦火を生きた医師の声を聴く」を聞きに行きました。小さいノートですが、16ページ分のメモを取りました。ので、いつかまとめたいと思います(しないかもしれんけど)。取り急ぎ、印象に残ったことだけ。

1994年からの第一次チェチェン紛争と1999年からの第二次紛争で、紛争前に100万人だった人口のうち25万人が殺されたこと。 14,000人の子どもたちが怪我のため手足を切断されたこと。新生児の二人に一人が先天性の障害を持っていること。紛争中、医薬品も医療用具もないため、麻酔もせず家庭用糸ノコギリで切断手術をしなければならなかったこと。

この日ロシア語通訳を務めた高橋純平さんは長年の友人でもあります。

劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会

8月3日(木)から、劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会(以下「NO DU国際会議」)の裏方をやっています。実は音響・照明係です。

イラクやコソボの戦争で使用された劣化ウラン弾による健康被害は、まだまだ広く知られているとはよべない状況です。そんな中、世界中で劣化ウラン弾問題に取り組んでいる人々が被爆地広島に集まり、劣化ウラン弾の使用禁止に向け、議論をしています。イラクに兵士として派遣された人々やイラク人の医療関係者らの証言を聞き、胸に痛みを覚えます。
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テロ、アメリカ、日本

※この文章は2002年3月にNY在住の日本人ジャーナリストの方にお送りしたメールです。

最近はちゃんと本も読んでいなければ新聞すらまともにチェックしていないので、まとまりのない文章になってしまうことをお許しください。

まず、政府レベルの行動という点での現在のアメリカは最悪です。地球環境問題、核兵器廃絶などあらゆる国際協調に背を向け、自国の論理を世界に押し付けています。そして、「テロに対する戦争」ではアメリカに従え、そうしない国はテロリストと同じだ、という二者択一を迫っています。アメリカは力によってテロを押さえつけようとしていますが、それは単なる対処療法で、テロが生まれてくる背景に目を向けようとはしません。世界の抱える病(富の偏在)を根本から癒そうとする努力なしにテロを止めることはできないでしょう。
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