自転車で美術館

今日の午後、自転車で「散歩」に出かけました。

年末に新しいアルミフレーム、7段変速の自転車を買ったのに、昼間にある程度長い距離を乗る機会がなかったので、乗ってみたくなったのです。目的地は、比治山公園。自宅から3キロほど東の小高い丘です。ふもとから公園まではかなりきつい坂なのですが、軽い車体とギヤのおかげで、自転車に乗ったまま登り切ることができました。

公園より一段高い頂上には広島市現代美術館があり、特別展をしていたので、見に行きました。「パサージュ フランスの新しい美術」というテーマで、フランスの12人の作家たちのごく最近の作品(1999年が中心)を展示していました。ガスレンジの上に小型テレビがあり、沸騰した鍋がかかっている映像が映し出されている作品、8時15分(広島の原爆投下の時間)が黒い影で示された真っ白な腕時計、壁でマッチをすって火をつけ、燃えている間に願い事をする「願い事の壁」など、面白い作品が色々ありました。

中でも気に入ったのは、直径5メートルほどの円筒形の中庭に設置されたインスタレーション作品です。庭を取り囲むガラス壁に半透明のビニール袋で作った風船をイソギンチャクのように貼り付け、地面の2カ所から泡が湧いているという作品です。泡の塊は1カ所にとどまっているようで、常に更新され続けています。「変化し続けること」を作品の中に取り入れてしまったことに強く惹かれました。

大笑いしたのは、コンタクトレンズに黒目を2個書き入れた作品です。作家の片目が大写しになってぎょろぎょろ動いている映像がビデオで流れていたのですが、いったい何なのか最初は分かりませんでした。近づいてよくよく見ると、なんと黒目の中に、さらに2個の黒目があるではありませんか。コンタクトレンズ(2個1組)の実物がおいてあったのでよく見ると、1個のレンズに黒目が2個書き入れてありました。よくこんなことを考えついたものです。

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