今日の出来事とは何の関係もないけど、人生というのは、時に非情なまでに理不尽なことがある、と思う。
優しい人は苦しむ。理不尽な配偶者、理不尽な義父母、あるいは病気、あるいは災害のために。自分が傷つけられたのと同じだけ相手を攻撃すれば、相手も傷つくと想像してしまうから。だけど、多くの場合、相手は傷つかない心の持ち主なのだ。
そして、病気。なぜ、こんな心根の優しい人が難病に苦しまなければならないのだろう、と思ってしまう。そんな病気には悪いやつがかかればいいのに。そうはならないのだよね。
苦難に負けない心を得るために、ぼくらは大きな犠牲を払うことがある。苦難も犠牲も人それぞれだけど、共通のしなやかさがそこにある。