結婚してからもうすぐ15年になります。妻のことをさす言葉としては、「妻」とか「つれあい」を使っています。「つれあい」というと理解してくれない人がいるのがこまります。
うちは結婚したときから別々の姓を使い続けてきました。最初は籍を入れて、妻が通称を使用しました。妻が免許やパスポートをとるときに本来の名前でとりたいときは、ペーパー離婚&結婚をしました。こんなことをすると「戸籍が汚れる」という人がいますが、そもそも「戸籍」というのは徴兵制のために明治政府が導入した制度で、日本・台湾・韓国にしか存在しないものです。こんな制度は鼻先であしらってやる必要があります。ちなみに、ぼくの本籍地は原爆ドームです(すごいっしょ?)。
10年前に子供が産まれてからどういうかたちにするか、夫婦で議論しました(妻がぼくに詰め寄ったというほうが正確か?)。結果、ペーパー離婚し、子どもの姓は山田にし、親権は妻がとるというかたちに落ち着き、現在に至っています。
親が別姓だといじめられる、などということを言う人がいますが、それは自分が別姓夫婦をいじめたい人なのでしょう。実際問題、別姓のために子どもがいじめられたという経験は皆無です。
ぼくは週に2~3回夕食を作ります。うちでは夕食を作らなかった方が洗い物をするという不文律があるので、作らなかった日は鍋や食器を洗います。昨夜は地中海風イカのトマトソース煮、菜の花とゆで卵のサラダを作りました。今夜は妻が習い事にいくのでぼくが夕食当番になります。
子育ては、大変だけど楽しいです。今は大きくなったのでとても楽になりました。保育園に毎日送り迎えにいった日々が懐かしいです。子どもが小さい時って、そのときにしかないかわいらしさがあるでしょう?
ぼくは会社に縛られるのが大嫌いなので、会社勤めをしていた10年間はしんどかったです。とはいえ、そのうち通算5年間は契約社員としての勤務だったので、自由になる時間は他の人より多かったのですが。昨年6月に退職し、SOHOやってます。自宅でプログラム開発やインターネット・サーバ管理などの仕事をしています。
市民コンピュータコミュニケーション研究会という特定非営利活動法人(NPO法人)の共同代表をしていて、その団体の業務や、そこを通じて委託される業務をすることが多いです。
10年以上前から非営利団体で仕事をして食べていきたいと思っていたのですが、今はその通りになっているのが不思議な感じがします。