今日の午前中は英語による被爆証言の会で、司会・進行を務めました。
英語圏からの参加者向けのプログラムなので、英語で司会をしなければなりません。でも、時間がとれなくて、原稿を書いていなかったので、行き当たりばったりのダメダメな司会でした。が、内容はとても充実していました。
会では、荒谷勲さん、平井昭三さん、小倉桂子さんの、3人の被爆者が順番に、直接英語で被爆体験を語りました。通訳を介さず、集中できるせいか、外国人の参加者の皆さんが非常に熱心に聞き入っているのが印象的でした。とくに平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)代表の小倉さんの証言では、わずか8歳で被爆という恐ろしい体験をした少女が目の前にいるような臨場感で、会場が水を打ったように静まりかえっていました。息をのむ体験というのでしょうか。小倉さんが話し終えた後、質問さえ出なかったくらいです。
今日は原爆記念日の二日前で、平日ということもあり、参加者数は35人と少なめでした。でも、それだけに、聴衆全体に被爆者のメッセージが伝わったことを肌で感じることができたように思います。
最近、「だ・である」調で書くようにしてきたのですが、その日の気分で「です・ます」調も使うことにしました (^^ゞ