B型だからか?
今日の帰り際、職場の同僚であるみかんさんが、S課長とぼくの言うことが似ている、というので耳を疑った。Sさんはひょうきんなお調子者だし(あ、ごめんね、Sさん)、ぼくはあまりはしゃいだり騒いだりしないタイプなので、言うことは …
今日の帰り際、職場の同僚であるみかんさんが、S課長とぼくの言うことが似ている、というので耳を疑った。Sさんはひょうきんなお調子者だし(あ、ごめんね、Sさん)、ぼくはあまりはしゃいだり騒いだりしないタイプなので、言うことは …
昼休みに iPod を聴いていたら、Ayo という若い黒人女性歌手の曲がかかった。Life is not a fairy tale という一節が強烈に耳に残った。よくよく聴くと、歌詞はなかなかヘビーだが、共感できるものだ …
映画『ファヴェーラの丘』上映会&ウテ・クレーマー氏講演会に行ってきました。
麻薬、暴力、腐敗のはびこるリオ・デジャネイロのスラム街(ファヴェーラ)に、音楽で社会を変革しようと決意した一人の男が現れた。男の名前はアンデルソン・サー。元麻薬の売人。ある日、腐敗した軍警の一団に弟を虐殺された彼は、この街から暴力をなくすため、子どもたちにギャングになること以外の未来があることを示すために立ち上がった。音楽で人々の意識を変革するのだ--少々ドラマチックに紹介すると、こんな感じでしょうか。
バンド解散以来、音楽活動については全く報告をしていませんでした。が、実はKeyの人と二人で2週間に1回のペースで練習をしています。現在のテーマは「ボサノバ」。二人ともいつかは取り組みたい音楽ジャンルだと思っていたのが一致して、始めることになった次第。年齢相応の、大人の音楽をしたい、というのも動機の一つです。
今やっているのは、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲たち。おいしい水、デサフィナード、イパネマの娘など。よく知られているボサノバの名曲です。コード進行、リズム、メロディーが凝っていて難易度が高いのがボサノバの特徴ですが、楽しみながら練習しています。
先日、本屋で平凡社ライブラリーの『日本残酷物語 I 貧しき人々のむれ』という本を見つけた。パラパラとめくっていたら、坂本長利の一人芝居「土佐源氏」の原作に当たる宮本常一(みやもとつねいち)の「土佐檮原(ゆすはら)の乞食」という文章が掲載されていたので買ってしまった。一人芝居を見たのはもう20年ほど前のことになるのだが、今でも強烈な印象が残っており、また味わいたいと思っていたのだ。
「土佐檮原の乞食」とは、民俗学者である宮本常一が戦時中、高知県の檮原の橋の下に暮らしていた老乞食へのインタビューをまとめたものだ。この老人は若い頃から博労(ばくろう)をしながら、女性遍歴を重ねた。終いには遊びがたたって盲目になってしまう。その中でも彼がとくに好きだった二人の女性の思い出が語られる。村のコミュニティに入ることのできなかった彼が関係を持つのは常に後家か人妻であり、この二人の女性も身分の高い人妻であった。