生きることはそもそも苦である
ブッダの教えの基本中の基本。 「生きることはそもそも苦である」 てことは、楽がずっと続くなんてことはあり得ないわけで、苦の中に楽が時々あるのが普通ってことだよね。 ぼくの人生、はために見たら楽しそうに見えるかもしれないけ …
ブッダの教えの基本中の基本。 「生きることはそもそも苦である」 てことは、楽がずっと続くなんてことはあり得ないわけで、苦の中に楽が時々あるのが普通ってことだよね。 ぼくの人生、はために見たら楽しそうに見えるかもしれないけ …
今、読んでいる本は渡辺京二著『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー)です。江戸時代の日本という一つの文明を、幕末から明治初期に外国人が残した著作を元に再構築する試みです。 彼らが出会った日本人は、誰にでも親切で、客にも仲 …
物事に対して前向きになれず、絶えず悲観的な考え方をしてしまう人に、どのように声をかけたらいいのだろうか。 自分の経験では、悲観的なときは、数多くの「べき」に囲まれて身動きがとれなくなっている。あれをしろ、これをするな、 …
大学2年の頃、広島大学総合科学部初代学部長で、当時県立広島女子大学学長だった今堀誠二先生(故人)に、総合科学部創設のいきさつと理念についてインタビューしたことがある。総合科学部報『飛翔』に2回に分けて連載記事を掲載した。 …
NHK日曜美術館は鉛筆の画家・木下晋。元ハンセン病患者で詩人の桜井哲夫さん(故人)との交流を描く。 木下氏の絵は、一見、美しいと思えるものではない。描く対象は老人で、鉛筆書きのモノクロで、皮膚に刻まれた深いしわをリアル …