レッド・クリフ=壮大なアクション映画

映画「レッド・クリフ」、観てきました。三国志の「赤壁の戦い」を原作とした超大作映画なので、楽しみにしていました。

古代中国の大規模な軍勢同士の合戦シーンは、血湧き、肉躍る、迫力あふれるものでした。映画を観ている最中は、ずっとスクリーンに目が釘付けになっていました。アドレナリンも出まくりな感じです。

ところが、見終わってしばらくすると、気づくのです-----感動がない。興奮はしたけど、感動するものが何も無かった。もちろん目頭が熱くなるようなシーンもなかったし。そして、赤壁の戦いのクライマックスである、80万の軍勢の大船団が燃え上がるシーンは来年4月のパート2までおあずけなのです。これにはがっかり。

いや、見ている間は楽しかったんですけどね、たしかに。でも、う~~~~~~ん。。。

石内尋常高等小学校

95歳の現役映画監督新藤兼人の最新作「石内尋常高等小学校 花は散れども」を見た。解説によると、豊川悦司扮する売れない脚本作家山崎良人は若き日の新藤兼人さんなのだとか。一種の自伝的映画らしい。

互いに思い合いながら、高等小学校を卒業して離ればなれになった良人とみどり(大竹しのぶ)は、30年後、恩師市川先生(柄本明)の退職記念謝恩会で再会。旅館の女将であるみどりには夫がいたが、大阪に女をつくって別居していた。良人とみどりは一夜だけ結ばれた。5年後、良人はみどりに女の子が生まれていたことを知る。二人は互いに結婚したいと思いながら、別々の道を歩むことを選ぶのだった。

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老境のラブロマンス@サロンシネマ

サロンシネマに映画を見に行った。タイトルは「あの日の指輪を待つ君へ」。第二次世界大戦で亡くなった恋人テディを50年間思い続ける女エセルと、その女を50年間思い続けた男ジャックの物語。

1991年、米国ミシガン州ブラナガンに暮らすエセル・アンの元に北アイルランドのベルファストから国際電話が入る。ジミーという少年が米軍爆撃機の墜落地点で彼女の名前の刻まれた指輪を発見したというのである。ここから、若き日のエセルと三人の青年たちの行動と思いを辿る旅が始まる。監督は「ガンジー」を撮ったリチャード・アッテンボロー、主演は圧倒的な存在感をもつシャーリー・マクレーン。

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被爆からわずか8年後の原爆映画

9月26日・27日の両日、横川シネマで映画「ひろしま」の自主上映会が開催されました。ここ数日話題になった日本教職員組合が1953年に自主制作した映画です。原作は長田新編『原爆の子』、脚本は八木保太郎が担当し、関川秀雄監督がメガホンを取りました。所属する映画会社と争ってまでノーギャラで出演した月丘夢路を初め、岡田英次、山田五十鈴など当時最高の俳優が出演しています。「原爆の子・友の会」、総評、文化人会議、子供を守る会、広島市など多くの団体が制作に協力しました。当時、ボランティアでエキストラとして出演した広島市民の数は8万人に上ったそうです。ヒロシマ・ナガサキの悲劇を二度と繰り返してはならないという、数多くの人々の思いが結実した映画でした。

原爆をテーマにした映画としては、1952年に公開された新藤兼人監督の「原爆の子」に次ぐものです。1952年、サンフランシスコ平和条約が締結され、GHQによる占領が終わったばかりの時期に制作が開始されたものです。原爆が投下され、戦争が終わってからわずか8年という時期ですから、制作者、出演者共に原爆や戦争の記憶が生々しく残っていたことがよく分かります。原爆の子の像のモデルになった佐々木禎子さんが白血病を発症する2年も前といえば、いかに早い時期に作られた映画かということがご想像いただけると思います。ちなみに、海外で初めて制作された原爆映画ともいえるアラン・レネ監督の「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」の公開が1959年ですから、その6年前になります。

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立ち上がるファヴェーラ

映画『ファヴェーラの丘』上映会&ウテ・クレーマー氏講演会に行ってきました。

麻薬、暴力、腐敗のはびこるリオ・デジャネイロのスラム街(ファヴェーラ)に、音楽で社会を変革しようと決意した一人の男が現れた。男の名前はアンデルソン・サー。元麻薬の売人。ある日、腐敗した軍警の一団に弟を虐殺された彼は、この街から暴力をなくすため、子どもたちにギャングになること以外の未来があることを示すために立ち上がった。音楽で人々の意識を変革するのだ--少々ドラマチックに紹介すると、こんな感じでしょうか。
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ウングワレー、モディリアーニ、マティス、石内都

6月からいくつかの展覧会を見に行った。
その時々に感じた思いはいろいろあるけど、タイトルだけでもメモしておかないと、忘れてしまいそう。

◆6月8日(日)
・エミリー・ウングワレー展 (国立新美術館)
http://www.emily2008.jp/

・モディリアーニ展 (国立新美術館)
http://modi2008.jp/
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素敵な恋の見つけ方

日曜日、シネツイン1に映画を見に行きました。 「プライスレス 素敵な恋の見つけ方

フランス発大ヒット映画「アメリ」に主演したオドレイ・トトゥが金持ちの男を手玉にとって貢がせまくる超セクシーな悪女を演じます。これまでのイ メージとスゴいギャップです。でも、ストーリーはめちゃめちゃ面白かったです。笑えます。こういうパンチと毒の効いた大人の恋愛映画はなかなかありません よね。
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スウィーニー・トッド

話題の映画、スウィーニー・トッド、見て参りました。
これで3週連続、週末に映画を見たことになります。
今日は久しぶりに妻と一緒でした。

それにしても、血しぶきが飛ぶ、飛ぶ。いやぁ、凄まじい陰惨な映像です。
物語の最後、トッドが誤って手にかけてしまった人物とは。
この殺人鬼と化した男の運命はどうなるのか。
さすが、ロングヒットのミュージカルだけに、うならせる脚本です。

写真は、映画の後カフェ「ヨンカ・ニブンノイチ」で飲んだカプチーノ。
ウサギの絵がとっても可愛いので、写メしちゃいました。

ラスト・コーション

映画「ラスト・コーション」(R-18)を公開当日に見てきました。

1942年、日本占領下の上海、日本の傀儡政権の特務機関長官であるイー(トニー・レオン)を暗殺するため、女性工作員としてマイ夫人と名を変えて送り込まれるワン・チアチー(タン・ウェイ)。ワンはイーの誘惑に成功する。しかし、敵であるイーを愛してしまう。暗殺決行のその時、ワンが選んだ行動は。。。
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シルク

映画「シルク」見てきました。一人で。

http://www.silk-movie.com/

明治維新直前のフランスと日本が舞台の、イタリア、カナダ、日本合作映画です。ストーリー云々より、とにかく映像が美しい。日本の雪山風景は東山魁夷の絵から抜け出してきたようです。
主なキャストは、マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀。

限りなく切なくて、心の奥がほんのりとあったかい、そんな恋愛映画です。