戦火を生きた医師の声を聴く

23日夕、アムネスティ・インターナショナル日本 ひろしまグループ主催ハッサン・バイエフ博士講演会「チェチェン 戦火を生きた医師の声を聴く」を聞きに行きました。小さいノートですが、16ページ分のメモを取りました。ので、いつかまとめたいと思います(しないかもしれんけど)。取り急ぎ、印象に残ったことだけ。

1994年からの第一次チェチェン紛争と1999年からの第二次紛争で、紛争前に100万人だった人口のうち25万人が殺されたこと。 14,000人の子どもたちが怪我のため手足を切断されたこと。新生児の二人に一人が先天性の障害を持っていること。紛争中、医薬品も医療用具もないため、麻酔もせず家庭用糸ノコギリで切断手術をしなければならなかったこと。

この日ロシア語通訳を務めた高橋純平さんは長年の友人でもあります。

Continue reading

ひろしまを英語でガイド@国際交流・協力の日

今日は年に1回の大イベント「国際交流・協力の日」。広島平和文化センターをスポンサー兼事務局として、広島市内数十の国際交流・協力団体と環境団体が実行委員会を構成して実施しています。今日のイベントには2000人近くが足を運んだそうです。

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)が担当するプログラムは「ひろしまを英語でガイド」。観光スポット3カ所の日英対訳会話例を学習・練習するというものです。国際交流・協力の日も、ひろしまを英語でガイドも今回で7回目を迎えました。参加者数は76人。HIPのメンバーを加えると90人ほどになります。

Continue reading

パキスタンで「はだしのゲン」

NHK「おはよう日本」のアジア&ワールドで、ウルドゥー語劇「はだしのゲン」のパキスタン公演が取り上げられていました。東京外大の学生たちが、パキスタン政府の協力を得て実現したものだそうです。

10回の公演で延べ4000人の観客が劇を見たとのこと。現地のメディアにも大きく報道されたということでした。

核保有国でこのような取り組みが行われることに大きな意義を感じます。広島に住む人間として嬉しく思います。

Continue reading

Let’s Make Peace

ピースチャイルド広島という、平和をテーマにした、世界各国の子どもたちが出演するミュージカルのために、日本語に訳した歌詞の一つです。

今回は、Let’s Make Peace です。ポーランドのパヴェル・シドール君という少年が作った歌です。原曲が作られたのは1988年、訳詞を書いたのが1989年ですが、現在にも通じるメッセージが込められていると感じます。

■ Let’s Make Peace
  By Pawel Sydor

いつも、胸に思う
世界中のいのちを
探しているんだ
みんな共に生きる道を

Continue reading