墨攻見ました
映画「墨攻」を見ました。
http://www.bokkou.jp/
主演革離役のアンディ・ラウ、敵将軍巷淹中役のアン・ソンギ、ヒロイン逸悦役のファン・ビンビン、皆よかったです。ぼくは、ファンさんのファンになってしまいました。墨家の唱える「非攻」の思想は、他国に軍隊を送らず、自国の防衛のみに専念すべし、という考え方です。アンディ・ラウもインタビューの中で、「『反戦』や『非攻』というメッセージは今の世の中に大変フィットしている」と述べています。
しかしながら、防衛のためとはいえ、数千の敵兵を殺さなければならなかったのは戦争というものの不条理を改めて考えさせられます。他の多くの戦争映画と違い、本作では戦闘後の死体処理までを描いています。城外に大穴を掘って死体を土葬するわけです。勝利だけを強調するのではなく、その後に残される悲惨な現実を描くことにより、反戦のメッセージがより強く響いてくるように感じられます。
1月28日(日)、広島市現代美術館で開催されている特別展「種の起源:ロシアの現代美術 - 私たちは生き残ることができるのか」に行ってきました。
22日(金)から24日(日)まで出張で東京に来ています。
9月9日(土)午後、本通り交差点を東に向かって渡りきったところに、野球帽をかぶったおじさんが立っているのが見えました。薄い雑誌を手に掲げていたので、『ビッグイシュー日本版』の販売員の人だとすぐに分かりました。『ビッグイシュー』というのはホームレスの人々の自立支援を目的として発行されている雑誌で、ホームレスの人だけが販売員になれます。以前、東京の御茶ノ水駅そばの橋の上で買ったことがあります。ホームページから紹介文を引用します。