NAKBA パレスチナの過去と現在

今日、横川シネマで映画「パレスチナ1948 NAKBA」を見てきました。
フォトジャーナリストの広河隆一さんが彼自身がイスラエル・パレスチナと関わったいきさつから説き起こし、これまでに撮りためた膨大な映像と写真を編集して制作したドキュメンタリー映画です。

住む土地を追われ、家族を殺された人々の証言が胸に迫ります。パレスチナ問題は出口の見えない状況に思われますが、映画はイスラエルの中にも少数ながら良心的な人々がいることを伝えており、かすかに希望の光が見える気がしました。

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長崎研修旅行の最終打合せ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)では、5月10日(土)~11日(日)の1泊2日で、長崎研修旅行を計画しています。旅行の参加者は12人。昨日代表の小倉さんを始め、スタッフ4人で最終打合せをしました。

5月10日(土)の主なプログラムは、午後、被爆者の吉田勝二さんの証言聴講、長崎平和資料館見学、平和公園などの見学、となっています。吉田勝 二さんはスティーブン・オカザキ監督の映画「ヒロシマ・ナガサキ」に出演された方です。資料館や平和公園の見学の際は、長崎版のピースボランティアである 平和案内人の皆さんにガイドをしていただくことになっています。

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国際交流・協力の日、露庵、FREE HUG

今日は日曜日だというのに広島国際会議場に朝9時集合。

国際会議場(ほぼ)全館を借り切って行われるイベント「国際交流・協力の日」です。平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、「ひろしまを英語でガイド」というイベントを担当・運営しました。会場は地下2階のコスモスという部屋で、参加者は82人、HIPの会員が20人近く、ゲストの外国人が5人と、総勢100人を超えるイベントになりました。

主な内容は、宮島をテーマにした初級英会話レッスンと、平和公園の代表的な慰霊碑の英語によるガイドです。最初にネイティブスピーカーによる実演をしました。後は11の小グループに分かれて、HIP会員がそれぞれで司会を担当し、自主制作のテキストを元に会話練習をしました。また、外国人ゲストに発音指導をしてもらったり、一緒に会話をしたりと、楽しい時間をすごしました。

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アメリカの大学生81人が来広

今日の午後4時過ぎ、米国イリノイ州にあるオーガスタナ大学の学生一行81人が広島駅に到着しました。今日から3泊4日で広島に滞在します。

明日は終日平和公園内で、資料館見学、被爆証言聴講、平和公園見学、日本の学生との交流などのプログラムがあります。平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、総勢15人で、ガイドや通訳などをボランティアで務める予定です。

学生たちは、11週間にわたる、東アジア・スタディツアーの一環として来広。台湾、香港、日本、中国の4カ国を回ります。日本には4週間の滞在です。引率の教授がおっしゃっていましたが、皆優秀で、良心的な学生さんたちです。このツアーは3年に1回行われるのですが、毎回HIPでお手伝いしています。ぼくも、ほぼ毎回皆さんに会っていますが、ヒロシマの原爆被爆の問題に深い関心をもってもらい、いつも感銘を受けています。

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長尾さんの証言

今日は、バー・スワローテイルで毎月6日夜に開かれている被爆証言を聞く会に参加しました。数えたわけではないのですが、20数人の参加者がいたと思います。

証言をしたのは長尾なつみさん。高等女学校3年生、14歳の時に被爆されました。場所は学校の校庭、爆心地から南東に1.4kmの地点でした。

顔と手足に大やけどを負い、腕の皮膚は爪の先から垂れ下がっていたといいます。鶴見橋を通り、不自由な体で比治山を歩いて越え、段原国民学校の講堂に避難。3日目に探しに来てくれた父親と再会し、戸河内の実家に連れ帰られたそうです。髪の毛は焼かれてなくなり、顔は赤黒いかさぶたに覆われ、腕は固まって曲げることができませんでした。一時は自暴自棄になったが、こんなことではいけないと気づき、前向きに腕の回復(リハビリ)に取り組むようになったそうです。

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